ルサルカ
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ルサルカ – アントニーン・ドヴォルジャーク | オペラ
上演時間(目安):3時間20分(20分の休憩が2回含まれます)
言語:チェコ語で上演、字幕はチェコ語と英語で提供。
対象年齢:12歳以上のお客様におすすめします。
あらすじ
第1幕
ルサルカは、森の奥にある湖に住む水の精。ある日人間の王子に恋をし、魔法使いイェジババに人間の姿に変えてもらう。ただし、人間の姿の間はしゃべれないこと、恋人が裏切った時にはその男とともに水底に沈む、というのがその条件であった。美しい娘になったルサルカを見た王子は、彼女を城に連れて帰り、結婚する。
第2幕
結婚の祝宴でも口をきかないルサルカを、冷たい女だと不満に思った王子は、祝宴にやってきた外国の王女に心を移してしまう。祝宴の中、居場所をなくしたルサルカが庭へ出ると、水の精によって池の中に連れ込まれてしまう。王子は恐怖のあまり、王女に助けを求めるが、王女は逃げ去る。
第3幕
森の湖へ移されたルサルカに魔法使いは、元の姿に戻すには裏切った男の血が必要だと語り、ナイフを渡す。ルサルカは王子を殺すことはできないとナイフを捨ててしまう。ルサルカを探して王子が湖にやってくる。そこで彼は妖精たちから自分の罪を聞かされ、絶望的にルサルカを呼ぶ。王子はルサルカに抱擁と口づけを求める。それは王子に死をもたらすのだとルサルカは拒むが、王子は「この口づけこそ喜び、幸いのうちに私は死ぬ」と答える。ルサルカはもはや逆らうことをやめ、王子を抱いて口づけ、暗い水底へと沈んでゆく。
プログラムとキャスト
指揮:トマーシュ・ネトピル、ダヴィド・シュヴェツ
ルサルカ – カテジナ・クニェジーコヴァ、アルジュビェタ・ポラーチコヴァー
王子 – ミハイロ・マラフィーイ、アレシュ・ブリシェイン
水の精 – ペテル・ケルネル、フランティシェク・ザフラドニチェク、パヴェル・シュヴィングル
魔女 – ルツィエ・ヒルシェロヴァー、ヤナ・スィーコロヴァー
外国の王女 – エステル・パヴルー、カテジナ・ヤロヴツォヴァー、ダナ・ブレショヴァー
第一の森の精 – アドリアナ・バナソヴァー、スメターチコヴァー・ユキコ・キンジョー
第二の森の精 – アレナ・グラフ、ヤルミラ・ヴァントゥホヴァー
第三の森の精 – ベラ・アダモヴァー、アルジュビェタ・ヴォマーチコヴァー
料理女 – アルンヘイズル・エイリクスドッティル、アンナ・モリオヴァー、レンカ・パヴロヴィチ
猟師 / 狩人 – イジー・ハイェク、チャバ・コトラール
演出:SKUTR(マルティン・ククチカ、ルカーシュ・トルピショフスキー)
美術:マルティン・ホホロウシェク
衣装:シモナ・リバコヴァー
照明:カレル・シメク
振付:ヤン・コデト
合唱指揮:ルカーシュ・コズビーク
ドラマトゥルグ:ベノ・ブラフット
国立劇場合唱団
国立劇場管弦楽団
国立劇場オペラ・バレエ団
国民劇場 プラハ
国民劇場(こくみんげきじょう、チェコ語: Národní Divadlo)は、チェコの首都プラハにある劇場。チェコの歴史と芸術を代表する建築物である。
国民劇場は、音楽の盛んなチェコにおける最重要機関であり、チェコを代表する芸術家らによって創設、維持されてきた。この伝統により、チェコの言語、音楽、思想などが保存・発展してきたものである。
今日では、国民劇場はオペラ、バレエ、演劇を提供している。いずれも、著名なクラシックなどに限定せず、地域のものや現代のものも上演している。