カルメン

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AUG 2025 Next

 

カルメン – ジョルジュ・ビゼー | オペラ

カルメンが恋の気分のときは、安全な距離を保ってください。

上演時間: 2時間50分(20分の休憩を含む)
言語: フランス語で演奏、チュチェック語と英語の字幕付き
警告: 上演中に銃声が聞こえます
観客: 12歳以上に適しています
50分のパフォーマンスの後、3分間のセットアップが舞台上で行われます

 

 

あらすじ

 

第1幕

1820年ごろのセビリア。昼休みに広場に現れたタバコ工場の女工たちに、男たちが言い寄るが、ジプシーの女工カルメンは全く相手にしない。カルメンは、女工たちに興味を示さない衛兵(竜騎兵)伍長のドン・ホセに花を投げつけ、気を引こうとする。ドン・ホセの婚約者であるミカエラが現れ、ドン・ホセに故郷の彼の母親からの便りを届ける。カルメンはけんか騒ぎを起こし、牢に送られることになる。しかし護送を命じられたドン・ホセは、カルメンに誘惑されて彼女を逃がす。パスティアの酒場で落ち合おうと言い残してカルメンは去る。

 

第2幕

1か月後、カルメンを逃がした罪で牢に入れられていたドン・ホセが釈放される。カルメンが、友人2人(メルセデスとフラスキータ)、衛兵隊長スニガと酒場で歌い踊っていると、花形闘牛士エスカミーリョが現れ、カルメンの気を引く。釈放されたドン・ホセが酒場に着くと、カルメンはドン・ホセのために歌って踊り、密輸団の仲間になるよう誘う。カルメンの色香に迷ったドン・ホセは、婚約者ミカエラを振り切ってカルメンの元に行き、上司とのいさかいのため、密輸をするジプシーの群れに身を投じる。しかし、そのときすでにカルメンの心は闘牛士エスカミーリョに移っていた。

 

第3幕

冒頭で、ジプシーの女たちがカードで占いをする。カルメンが占いをすると、不吉な占いが出て結末を暗示する。密輸の見張りをするドン・ホセを、婚約者ミカエラが説得しに来る。闘牛士エスカミーリョもやってきて、ドン・ホセと決闘になる。騒ぎが収まったあと、思い直すように勧めるミカエラを無視するドン・ホセに、ミカエラは切ない気持ちを一人独白する。カルメンの心をつなぎとめようとするドン・ホセだが、カルメンの心は完全に離れていた。ミカエラから母の危篤を聞き、ドン・ホセはカルメンに心を残しつつ、盗賊団を去る。

 

第4幕

ホセが盗賊団を去って1か月後、エスカミーリョとその恋人になっているカルメンが闘牛場の前に現れる。エスカミーリョが闘牛場に入ったあと、一人でいるカルメンの前に、ドン・ホセが現れて復縁を迫り、復縁しなければ殺すと脅す。ドン・ホセの執拗な言動にカルメンは業を煮やし、それならば殺すがいいと言い放つ。以前彼からもらった指輪を外して投げつける。逆上したドン・ホセはカルメンを刺し殺し、その場で呆然と立ちつくす。

プログラムとキャスト

指揮:ズビニェク・ミュレル、ラスティスラフ・シュトゥール
カルメン – エステル・パヴルー、シュチェパーンカ・プチャールコヴァー、リリア・イストラティイ
ドン・ホセ – レオナルド・カイーミ、カルロス・カルドーソ、アレシュ・ブリシェイン
ミカエラ – カテジナ・クニェジーコヴァー、ヤナ・シベラ、アルジュビェタ・ポラーチコヴァー
エスカミーリョ – スヴァトプルク・セム、チャバ・コトラール
フラスキータ – ドウブラフカ・ノヴォトナ、スメターチコヴァー・ユキコ・キンジョー
メルセデス – スタニスラヴァ・イールクー、シルヴァ・チムグロヴァー
ダンカイロ – ヨゼフ・モラヴェツ、ヤロスラフ・ブジェジナ
レメンダード – トマーシュ・コジーネク、マルティン・シュレイマ
スニガ – ミロシュ・ホラーク、ヤロスラフ・パトチュカ
モラレス – ルカーシュ・バジャーク、ダニエル・クフェリーシュ

 

演出:グリシャ・アサガロフ
美術・衣装:ルイジ・ペレーゴ
照明:ダニエル・テサジ
振付:ペトロス・ガリアス
合唱指揮:パヴェル・ヴァニェク

 

国立劇場合唱団
国立劇場管弦楽団
国立劇場オペラ・バレエ団
プラハ・フィルハーモニー児童合唱団

国民劇場 プラハ

国民劇場(こくみんげきじょう、チェコ語: Národní Divadlo)は、チェコの首都プラハにある劇場。チェコの歴史と芸術を代表する建築物である。

 

国民劇場は、音楽の盛んなチェコにおける最重要機関であり、チェコを代表する芸術家らによって創設、維持されてきた。この伝統により、チェコの言語、音楽、思想などが保存・発展してきたものである。

 

今日では、国民劇場はオペラ、バレエ、演劇を提供している。いずれも、著名なクラシックなどに限定せず、地域のものや現代のものも上演している。

 

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